編集部レビュー
性格最悪のナースたちに囲まれた病院での「射精管理」という奇想天外な設定が、これ以上ないほどの緊張感とコメディを両立させた傑作です。
このタイプの作品にハマるのは、単なる欲望の開放ではなく、予測不可能な展開と登場人物たちのキャラの濃さを求める読み手。ホラーとギャグが融合した独特の世界観に惹かれるコアなファンの心をつかみます。
亀山しるこの作風である「ダーク」と「コメディ」の絶妙なバランスが活きています。痴女的な看護婦たちの言動は下品さよりもむしろシュールで、思わず笑ってしまう瞬間と、この状況から逃げられないドM的な興奮が交互に襲ってくる。おもちゃを用いた射精管理というシチュエーションは、日常性との距離感が絶妙で、非日常へのダイブ感が秀逸です。
医療現場という「厳密さ」が求められる場所が舞台だからこそ、その反転としてのカオスが映える。緊張と解放、支配と屈従、笑いと興奮が層状に重なった体験が待っています。個性的な看護婦キャラたちとの相互作用がもたらすカタルシスは、一筋縄ではいきません。
ホラーとエロス、コメディが交錯する異色の病院ワールドへ、覚悟を決めて足を踏み入れてください。
この続きが気になったら
冒頭を無料で読むことができます。
無料で読む →