編集部レビュー
メンズエステという表の顔と裏の顔を巧みに使い分けた、ドキドキ感満載のシチュエーション漫画です。
「風俗店じゃない」という建前の中で進むやり取りが、読む者の期待値を揺さぶります。客と施術者の関係性の中で、どこまでが許容範囲なのか、その曖昧さこそが本作の魅力。清潔感のある店内設定と、次第に深まる二人の距離感が、緊張とドキドキを無意識のうちに積み重ねていく構成になっています。
紅村かるの描線は柔らかく、キャラクターの表情の機微をしっかり表現できているため、セリフと動きのシンクロが心地よい。暗黙の了解と言葉にならない欲望のやり取りが、ページを進めるごとに加速していく流れは秀逸です。
こういう「本当はどうなっちゃうの」という疑問符を常に携えながら読み進められる作品は、意外と少ないもの。グレーゾーンの中で繰り広げられるエロスをじっくり味わいたい方なら、その期待値はきっと報われます。二人の関係性がどこへ向かうのか、最後まで目が離せません。
この続きが気になったら
冒頭を無料で読むことができます。
無料で読む →